ある日の光景
Blog
  • 2023/05/24
    ある日の光景

    よく日本人は綺麗好きと言われます。スポーツの国際大会における観客の清掃活動や、選手のロッカーの使い方を褒める記事をしばしば目にします。また外国人が日本に旅行に来て驚く理由が街の綺麗さだったりします。

    諸外国に比べて小学校から清掃の時間があるなど、たしかに日本人には清掃に対する抵抗は少ないのかもしれません。それと関係あるのかたまたまなのか、先日興味深い光景を見ました。

    会社の最寄のバス停から会社まで徒歩5分の道のりの途中、向かい側から若い男性が歩いてきて、こちらとすれ違う直前に足元にあった紙くずをさっと拾うと何事もないように歩き去っていきました。

    その時は「感心だな、綺麗好きなのかな」と思っただけでしたが、その数分後自分と同じ方向に少し前を歩く、これも若い女性がこれまた足元に落ちていた紙くずをさっと拾い、どうするのか見ているとなんと自分のリュックのポケットにしまうではないですか!

    これは外国人ではなくても驚きます。

    そもそも何のゴミかわからないものを拾う勇気もすごいのにそれをリュックに?その日に限って数分のうちに2件見たので考えました。

    「これは何かの流行りなのかな?ゴミを拾うと運も拾うとか?」

    「おまじないの一種とか?」

    その後ネットで検索したけれどそれらしいものは見つかりませんでした。単純にその人たちがゴミをほっとけないたちだったのかもしれません。

    この例は極端だとしても教育のおかげか国民性なのか、綺麗好きな人が結構な割合で存在していてそのおかげで日本人は綺麗好きと認識されているんだろうなぁと思った出来事でした。


     

    posted by M.Y