なりすましと思われるウイルス付きの迷惑メールが、ここの所とても多く届きます。
国内でも感染例が急増しているマルウェア「Emotet(エモテット)」。この感染をチェックできるツール『EmoCheck』があることを知り、早速パソコンを調べてみました。今回はその投稿です。
ウイルスへの感染増加の兆候は、下記サイトの情報を参考にさせていただきました。
IPA(情報処理推進機構)
「「Emotet」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて」 最終更新日:2020-09-02
JPCERT(一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター)
「マルウェア Emotet の感染拡大および新たな攻撃手法について」 最終更新日:2020-09-04
『EmoCheck』
JPCERT(一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター)からリリースされている感染チェックに特化したツール。実行するとコマンドプロンプトが起動、画面上に感染の有無の検索結果を通知してくれます。
ソースコード共有サービスの「GitHub(ギットハブ)」から無料でダウンロードできました。
https://github.com/JPCERTCC/EmoCheck/releases
サイトには、32ビット版と64ビット版の2種類のファイルが用意されていました。
自分のパソコンは Windows10 の64bit なので、「emocheck_v1.0_x64.exe」をクリックし、ファイルををダウンロードしました。
実行すると、真っ黒いコマンドプロンプトの画面が起動し、すぐに感染のチェックがはじまりました。
しばらくすると画面上に結果「Emoteは検知されませんでした。」が出ました。
実行ファイルと同じフォルダ階層に、テキストファイル形式のログが作成されました。
ダブルクリックするとメモ帳が起動し、結果の内容が確認できます。
パソコンのウイルス感染は検知されず健康です。ツールの操作は簡単で、手軽に確認することができました。
Posted By Tabata