月次報告書 支出の部の消費税について
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  • 2019/10/30
    月次報告書 支出の部の消費税について

    2019年10月1日から消費税が10パーセントに上がりました。

     

    消費税増税に伴い賃貸名人で設定して頂く箇所があります。
    このブログでは月次報告書の「支出項目」に着目し設定方法をご紹介します。

     

    ※作業前に親機でバックアップを取得頂くとバックアップ時点には戻れますので安心です。

     

    月次報告書の「支出項目」に関わらず共通して必要な設定箇所があります。
    はじめにマスターデータ登録画面で消費税設定を行って下さい。

     

     

    詳細手順は以下URLを参照して下さい。

    https://www.dangonet.co.jp/blog/tips/20190821-278/

     

    月次報告書の「支出項目」には大きくわけて3種類あります。
    (1)総合管理料
    (2)総合管理料以外の支出項目・・・振込手数料など

    (3)家主負担の手数料・・・更新手数料、仲介手数料など

     

     

    まず(1)総合管理料 についてご紹介します。

     

    物件情報詳細画面の基本情報タブで管理形態を選択すると、総合管理料のもらい方を設定できます。

    管理形態は5つ選択肢がありますが「管理委託ー定率(物件)」を選択した場合を想定した画面です。

     


    同画面にある「管理料課税」にチェックを付与した場合は月次報告書の「送金日」を基に消費税が計算されます。

     

    ※物件情報詳細画面の基本情報タブにある「管理料課税」チェック       ※物件情報詳細画面の収支情報タブにある「送金日」

          

     

    「送金日」がマスターデータ登録画面で設定した適用期間以降であれば10パーセントで計算されます。

     

    ※消費税設定画面で設定した適用期間「19/10/01」~        ※月次報告書の送金日が「2019年10月10日」なので10パーセントで計算

          

     

    管理形態によっては送金日を基に消費税を計算しませんのでご注意ください。

     

    ≪例≫管理形態を「一括借り上げ」や「管理委託-定額(物件)」に設定した場合
    物件情報詳細画面にある「管理料」横の「消費税」金額がそのまま月次報告書に反映します。
    「消費税」を10パーセントの金額に入力し直す必要があります。

     

    管理形態は5つ選択肢がありますが「管理委託ー定額(物件)」を選択した場合を想定した画面です。

        


    次に(2)総合管理料以外の支出項目についてご紹介します。
    物件情報詳細画面の基本情報タブにある支出項目ボタン内に消費税金額を入力している場合、
    10パーセントに勝手には切り替わりませんので画面上で消費税金額を変更する必要があります。

     

    ※物件情報詳細画面の基本情報タブにある「支出項目」ボタン         ※支出項目設定画面の消費税を8パーセントから10パーセントに訂正

        

     

    月次報告書内で都度金額を入力している場合は送金日を基に計算します。

    ※月次報告書内で支出項目の本体金額を入力 → 消費税が自動計算

     


    管理料「消費税」や支出項目ボタン内の「消費税」を10パーセントに訂正して頂く必要がありますが、
    課税対象件数が多い場合は、消費税一括変更ツールを利用し一気に変更をかけることができます。

     

     

    詳細については下記URLを参照してください。

    https://www.dangonet.co.jp/blog/tips/20190821-279/

     

    最後に(3)家主負担の手数料についてご紹介します。

    家主負担の仲介料や更新手数料を月次報告書の支出項目で相殺するよう設定している場合は、

    部屋情報詳細画面の契約一時金タブにある消費税が反映してきます。

    ※支出項目設定画面で家主負担の手数料を相殺設定           ※部屋情報詳細画面の契約一時金タブ(右にスクロール)消費税を確認

        

     

    Posted By Wakai